始まりは、通天閣のお膝元。
3坪12席の小さな個人商店から。
お好み焼き、たこ焼きと並んで、
大阪を代表する味となった「串かつ」。
実は、「だるま」から生まれた文化だと、
ご存じでしたか?
昭和4年(1929年)。
かつて労働者の多かった新世界の街で、女将さんが彼らに提供したのが始まりでした。
串に刺した一口大の形状も、安価でお腹に溜まる厚めの衣も、仕事と仕事の合間に時間をかけずに食べることを考えて。
まさに串かつは、人情から生まれた「うまいもん」だったのです。
今や海外でも愛される味に!
今では、当たり前となった「二度漬け禁止」のルールも、食べ放題のキャベツも、すべて「だるま」から誕生したといっても過言ではありません。
串かつブームは新世界の街から大阪全域、さらに近年では海を渡って海外へと広がっています。
店舗の数も規模もあの頃とは全く異なりますが、90年経っても変わらないのは、4代にわたって受け継がれてきた「味」。いつの時代も、どこへ行ってもブレない「だるま」の根幹となっています。
日本一・世界一の串かつ店を目指して。
たった1店舗だっただるまは、国内16店舗へと拡大。 テレビや雑誌などへ露出も増え、認知度・来店数ともに上昇しています。
コロナ後の規制緩和により、国内旅行・インバウンドの客足も増加。2023年にはコロナ前の売上へと順調に回復しています。
今後も、世界中で、「だるまといえば、串かつ」「串かつといえば、だるま」が当たり前となる未来を目指して、ますます精進し続けます!